人間万事塞翁が馬

感情すらも排してフラットに生きたい

リーランドスクラー / Leland Sklar

長らく、好きなベーシストというものを持たないようにしていたけれど、

好きなベーシストを持たなかった理由は二つ。
その人のことが好きなんだな、という眼で見られること。
その人の演奏を気にしすぎること。

 

そのようにしていたけれど、ここに来て敢えて好きなベーシストを作ってみようと思った。

理由は以下の二つ。

年齢的に自発的なものだけだと限界を感じたこと。
単純に感動したから。

 

感動したのは以下の曲。

自分も小さな頃に聴いていたはずなのに・・・
改めて聴くと、繰り返しの多い曲でなんと人間らしさそして安心感を与えてくれているベースではないかと。
正直「わかるとできるは違う」というののお手本のようなプレイだなと。

 

このベースを弾いているベーシストがリーランドスクラーという仙人のような方だというのは知っていました。
でも、他の演奏をしっかり意識して聴いたことないなと。
おぼえがきのようなものとして、ここにまとめておきたいと思います。


フィルコリンズが1990年にベルリンで行ったライブの、別カメラの映像をまとめている珍しい映像。
パッと見る感じ、EMGピックアップを積んだPJタイプのyamaha
最後の盛り上がってくるところになると右手が指板寄りの位置で弾いていくのが不思議。

 

 2007年、TOTOのフランスパリでのライブ。

この頃にはトレードマークでもあるDingwallのベースを持っていて、野太いローサウンドを聴かせている。

 ↑こちらはリーランドスクラーモデルではないですが、dingwall一度弾いてみたら意外にもまったく違和感なく弾けました。
指板見たらちょっと混乱しましたが・・・

 

どなたが存じ上げないですが妙齢の?シンガーの方とduo。
温かみがある、包み込むような、太い音色・・・
使ってるのはこのwarwickのリーランドスクラーシグネイチャーですかね?
https://item.rakuten.co.jp/ishibashi-shops/20-321851900-1757/?gclid=Cj0KCQjw753rBRCVARIsANe3o47mAYJNBPkNr6uTo8KWQFHllhQaVnrzx2baxdJgRN_SUhB4hVgRRi0aArQEEALw_wcB&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
欲しい・・・


James Taylorの演奏が有名ですよね。
これはライブですが、こういう跳ねたビートとかもものすごく上手い。
ベース自体はPBタイプのものを二つ積んでる珍しいタイプ。
しかしJames Taylorってこんなにライブで盛り上げたり展開作ったりするタイプなんですね、知らなかった。

 

ずっと好きな曲だったんですが・・・この曲のベース、リーランドスクラーだったんですね・・・知らなかった。
とにかくドラムが強力なんですが、それをさらに魅力的にするまさに縁の下の力持ち。
どこの凄腕スタジオミュージシャンなんだろーと思ってたら。すごいです。