コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【4】
前回の投稿で、「色々な"好きなものベスト3"を考えておくと、会話の弾みになる」というお話しをしました。その例として「好きなマンガベスト3」を挙げました。
今回はその「色々な」という角度を自分なりにこう考えているよ、というご紹介です。
まずは第一歩目。
「好きなマンガ」
「好きな映画」
「好きな本」
出会い系などの自己紹介で「マンガが好き」「映画鑑賞」「本を読む」と書くことが多いのは、こういった話題をしていると会話が少しでも進むという事例が多いからです。
多くの人はこういったもので自分の好き嫌いがあるので、まずはそこに触れられれば会話が前に進みます。
もう少し踏み込んでみましょう。
「好きなお笑いタレント」
「好きなyoutuber」
「好きなミュージシャン」
このあたりも、会話を進めていくと出てくる話題ですね。
同性同士ならば
「好きな女優・俳優」
「好きなアイドル」
といった話も鉄板です。
が、異性がいる場でこの話をすると嫌な顔をされることがあるので気をつけましょう。
このあたりを話してくると、お互いのことが少しずつ見えてきます。
そして、好き嫌いの程度ももう少しはっきりしてくるでしょう。
さらにもう一歩踏み込んでみます。
「好きな写真家」
「好きなデザイナー」
「好きな作曲家」
「好きな装丁家」
「好きな建築家」
「好きなイラストレーター」
「好きな映像作家」
このあたりは、世間にはそもそも意識してない人も多いので、会話にならないことがあります。
その場合はあまり深追いせずにさっと引きましょう。
蘊蓄に取られかねません。
それでもいいという人はこういう話題をガンガン話しましょう。
好き嫌いがはっきりして、仲良くなれるかどうかがわかります。
これらを意識しておくことは、プライベートだけでなく意外に仕事にも活かせます。
「今度どんな人と仕事してみたい?」
「あそこの印刷所の人、腕いいよ」
「私はあの人の映像好きだな」
仕事を意識的に行っているということを周りが認識してくれるようになります。
自分は最近までこのトレーニングを行っていなかったので、
会話のときに初めて考える
→皆の話についていけない
→知らないことを今更聞いていいのかわからない
→無言
→俺って本当にダメ
というループにハマっていました。
皆様の参考になれば幸いです。
コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【3】
自分の周りで面白い人がいたらどんどん真似をするといい、という話をよく聞きます。
自分の中で、話の面白い人で共通しているのは
「自分の好きなものがはっきりしている」
ということです。
「好きな漫画」
「好きな映画」
「好きな本」
こういった話題にすぐに答えられるようにしておくと、話がしやすいです。
そして、こういった話題に対して、普段から「ベスト3」を考えておくとさらに会話がスムーズに進むことが多いのと、共通の趣味を見つけるきっかけになります。
そして、好きな理由を短く答えられると便利です。
これは相手に好きなものを伝えたい場合にもそうですが、自分がなにに引っかかってそれが好きなのか、自分がどういう人間なのかを相手に伝えるヒントになります。
今の自分のベストの一例を並べてみます。
小中学校の漫画という概念を覆しまくってくれた漫画。
本の装丁、デザイン、サイズ、色、全ての側面において他とは違う光を放ってました。
2、BLUE(魚喃キリコ)
上記のAKIRAが描き込みの凄さだとしたら、こちらは描き込まない余白の美しさ。
そして台詞の美しさ。
漫画だからこそできる究極の美しさがここにあると思います。
3、チェンソーマン(藤本タツキ)
新しいものをベスト3に一つ入れるようにしてます。今はこれ。
液タブで描いてるんだろうなーというタッチですが、それを作品として完成度を保持しているところがすごい。そして影の使い方が上手。
まあなんといっても出ている女の子が異常に好みです、はい。
なんでベスト3に新しいものを入れるか?
これは自分のベスト3を新たに考えるきっかけになるからです。
自分の感覚は思春期に固定されがち。
でもそこに捉われしまっていると、新しい知り合いを増やすことからどんどん遠のきます。
少しでも自分を新しくする、新しいものを受け入れる。
それを気をつけていると、必然的に新しいものを読んだり観たり聴いたりする必要が出てきます。
それを繰り返すことで、感覚を少しでもアップデートさせることができると思っています。
コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【2】
会話が続かない、そういった悩みに対して普段から出来るトレーニングを考えました。
「こういうとき、人はどういうことを尋ねたがるか?」
これをシミュレーションして、さらに
「正統派の答え」
「変わった答え」
「中間」
を考えてみます。
例えば、1ヶ月ぶりに会う友達との会話。
「最近なにしてた?」
「仕事順調?」
「彼女とうまくいってる?」
こういった会話はほぼ100%出てくるでしょう。
「最近なにしてた?」という質問に対して、まずは「正統派の答え」でとりあえず思いつくものとしては
「いやー仕事が忙しくて」
「別に変わんないね」
「まあまあ普通」
といったものがあるかと思います。
でも、これだとその先の相手の返答は
「そうかー」
が関の山。
次に「変わった答え」。これは正直、誇張が入ってもいいと思います。
第一目的は「会話を続ける」ことですから。
「実は隠し子がいることが発覚してさ」
「竹藪から100万円拾ったよ」
「うちにチェコ人が住み始めたよ」
この内容ならば、相手は「え、どういうこと?」と必ず内容を尋ねてきます。
誇張ならばそんなに会話は弾まないかもしれませんが、
もし本当ならば相当会話は弾むはずです。
そして、最後に「中間」です。
「ずっと行ってみたかったあの店に行ってみたんだよね」
「今まで嫌いだった食べ物が、急に好きになったんだよ」
「今日行く店を調べてて、実はもう一つ興味がある場所がある」
ずっと変わらない毎日の中で、少し変化がある、自分の中で気付きがあった。
人はそういうところに微妙に興味をくすぐられると同時に、「わかる」「自分もそういう体験ある」という共感が起こることで、自分の経験を話したくなるモードにスイッチが入ります。
会話をイメージしつつ、イメトレする。
これで、一度の会食で会話のタネが3つくらいあって、しかもそこにさらに反応する内容が出てくれば、さらに会話を続けることができます。
うまくいったときには、自分一人でこっそりと「やった」と嬉しがることもできますよ。
地味な見た目を覆す話し方を手に入れてえ
コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【1】
こんなタイトルで恥ずかしいしきりですが、自分はコミュ障です。
話せる人には話をスムーズにすることができるのですが、
話せない人には本当に話せない。そういう人が近くにいるだけでドキドキしてしまう。
目を見て話せなくなる。
そうすると、せっかくそのコミュニティに話せる人がいるのに、話せない人が1人いるだけでその人に気を遣って全員に話しにくくなってしまう。
そうやって話ができないコミュニティが増え、コミュニティから離れていって、友達がいない40代が出来上がった。
フリーランスで生きている中で、仕事ももらわないといけない、世界が広がらない、これはまずいぞ、と思って色々考えてみるも、今更人に話しかけても「は?今頃なに話しかけてきてるの?」と言われるのかもとビビっている毎日です。
とりあえずなにかできることは?と考えてみて、まずは一歩ずつ踏み出さないといけないなと思っています。
最初の一歩は「会話を少しでも続けること」。
自分で経験できることは少ないものなので、自分で話せることは少ないものです。
知識で知ったことをペラペラ話していても、「それ調べればいいじゃん」となってしまう。
「色々な種類の話をすること」
「自分の感情と結びついた話をする」
これが大事だと思ってます。
会話の内容によっては相手が反応することがあります。
そうすれば、会話は続きやすくなります。
相手が、自分の感情と共鳴して共振し始めたサインです。
自分は、初対面の人と話すときに、必ず色々な方面の話を振るようにしてます。
合コンに誘われたちひろさんが、色々なタイプの男に対してどのように接し、落とし、仲良くなっていくのかが描かれた回があります。
「なに考えてるのかさっぱりわかんない層」
ちひろさんは無口な人をこのようにカテゴライズして、
「引き出しの数が肝要」
と言います。
自分にとっては、人は皆「何考えてるかさっぱりわからない」です。
だから、色々な話題を振り、なにに共振するかを毎回探っています。
ちひろさん、オススメですよ。
こんな人に出会えたら、人に会うことがもっと楽しくなったでしょう。
コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【1】
こんなタイトルで恥ずかしいしきりですが、自分はコミュ障です。
話せる人には話をスムーズにすることができるのですが、
話せない人には本当に話せない。そういう人が近くにいるだけでドキドキしてしまう。
目を見て話せなくなる。
そうすると、せっかくそのコミュニティに話せる人がいるのに、話せない人が1人いるだけでその人に気を遣って全員に話しにくくなってしまう。
そうやって話ができないコミュニティが増え、コミュニティから離れていって、友達がいない40代が出来上がった。
フリーランスで生きている中で、仕事ももらわないといけない、世界が広がらない、これはまずいぞ、と思って色々考えてみるも、今更人に話しかけても「は?今頃なに話しかけてきてるの?」と言われるのかもとビビっている毎日です。
とりあえずなにかできることは?と考えてみて、まずは一歩ずつ踏み出さないといけないなと思っています。
最初の一歩は「会話を少しでも続けること」。
自分で経験できることは少ないものなので、自分で話せることは少ないものです。
知識で知ったことをペラペラ話していても、「それ調べればいいじゃん」となってしまう。
「色々な種類の話をすること」
「自分の感情と結びついた話をする」
これが大事だと思ってます。
会話の内容によっては相手が反応することがあります。
そうすれば、会話は続きやすくなります。
相手が、自分の感情と共鳴して共振し始めたサインです。
自分は、初対面の人と話すときに、必ず色々な方面の話を振るようにしてます。
合コンに誘われたちひろさんが、色々なタイプの男に対してどのように接し、落とし、仲良くなっていくのかが描かれた回があります。
「なに考えてるのかさっぱりわかんない層」
ちひろさんは無口な人をこのようにカテゴライズして、
「引き出しの数が肝要」
と言います。
自分にとっては、人は皆「何考えてるかさっぱりわからない」です。
だから、色々な話題を振り、なにに共振するかを毎回探っています。
ちひろさん、オススメですよ。
こんな人に出会えたら、人に会うことがもっと楽しくなったでしょう。