コミュ障の自分が40代になって気をつけていること 【2】
会話が続かない、そういった悩みに対して普段から出来るトレーニングを考えました。
「こういうとき、人はどういうことを尋ねたがるか?」
これをシミュレーションして、さらに
「正統派の答え」
「変わった答え」
「中間」
を考えてみます。
例えば、1ヶ月ぶりに会う友達との会話。
「最近なにしてた?」
「仕事順調?」
「彼女とうまくいってる?」
こういった会話はほぼ100%出てくるでしょう。
「最近なにしてた?」という質問に対して、まずは「正統派の答え」でとりあえず思いつくものとしては
「いやー仕事が忙しくて」
「別に変わんないね」
「まあまあ普通」
といったものがあるかと思います。
でも、これだとその先の相手の返答は
「そうかー」
が関の山。
次に「変わった答え」。これは正直、誇張が入ってもいいと思います。
第一目的は「会話を続ける」ことですから。
「実は隠し子がいることが発覚してさ」
「竹藪から100万円拾ったよ」
「うちにチェコ人が住み始めたよ」
この内容ならば、相手は「え、どういうこと?」と必ず内容を尋ねてきます。
誇張ならばそんなに会話は弾まないかもしれませんが、
もし本当ならば相当会話は弾むはずです。
そして、最後に「中間」です。
「ずっと行ってみたかったあの店に行ってみたんだよね」
「今まで嫌いだった食べ物が、急に好きになったんだよ」
「今日行く店を調べてて、実はもう一つ興味がある場所がある」
ずっと変わらない毎日の中で、少し変化がある、自分の中で気付きがあった。
人はそういうところに微妙に興味をくすぐられると同時に、「わかる」「自分もそういう体験ある」という共感が起こることで、自分の経験を話したくなるモードにスイッチが入ります。
会話をイメージしつつ、イメトレする。
これで、一度の会食で会話のタネが3つくらいあって、しかもそこにさらに反応する内容が出てくれば、さらに会話を続けることができます。
うまくいったときには、自分一人でこっそりと「やった」と嬉しがることもできますよ。
地味な見た目を覆す話し方を手に入れてえ