人間万事塞翁が馬

感情すらも排してフラットに生きたい

ミックスに耐えるイヤフォンを探す(導入編)

最近ゼンハイザーのヘッドフォン、HD800を購入しました。

 


もちろん中古です。
現行はHD800sになってますね。

 

 

中古でも高かったです・・・
でもなぜ買ったか?

とあるオーディオマニアの知り合いの家にお邪魔したとき、色々なスピーカーを聴かせていただいたのですが、そこで出てきたヘッドフォンがこのHD800だったのです。

おそらくリケーブルなり、良いヘッドフォンアンプをかませているとは思いますが、「部屋が広い!」と感じたのです。もちろん比喩ですが、住んでいる部屋が広く感じるというか、ステージが広いというか。

ミックスで使ってみたいなあ、と思っていたのですが、中古でまあまあなものが出ていたので、思い切って購入しました。

到着して、いつもミックスで使っている素材を聴いてみましたが、いやーなんか色々聞こえてきます。余計なものが色々あったなあ、というのが見えてきます。

部屋が広く感じられる分、色々なものを収納する必要があるなあとか、これはいらないなあとか、なにが必要かというのが見えてくるというか。今までのミックスをやり直したくなるレベルでした。結局、今は色々な音楽が聴きたくなって、itunesの整理などを始めている始末。

ここで思うのは「ヘッドフォンの重要性」というものでした。

日本に住んでいる以上、住環境と音環境の関係性は非常に重要。
うちは普通の一軒家、アパートとかに比べれば段違いに音は出せますが、それでも色々な影響があります。

しかし、ヘッドフォンで作業してしまえば、ほとんどの問題はクリアされます。
苦情が出ることなく、色々な音量で作業可能。しかも、スピーカーを切り替えるように色々なヘッドフォンを試すことができます。

もちろん、スピーカーでも並行して作業することが重要なことは、もちろんわかっています。しかし、スピーカーだけで作業していたときよりも、出来上がりが良くなってしまったのですから、そこは自分にとっての重要性がぐんと上がったのです。

で、、、
タイトルのイヤフォンが出てこないんですが、、、

最近出張が多いなかで、色々制作するうえで、イヤフォンで作業することが多いんですが、これが仕上がりがまったく予想できない。
そしてあとで聴いて「なんだこれ」となること多々。
これでは困るなと。
ここからも先ほどの「外的要因に左右されないミックス環境」ということが浮上してくるわけですが。
先述したHD800で完結したかと思いきや、
「遮音性が低い」
という最大の問題が出てきました。

つまり、音がダダ漏れ&外の音丸聞こえです。

これではホテルとか、新幹線とか、カフェで作業ができない!



でかい。

これです。
あと

高価なので「あまり外に持ち歩きたくない」

という悩みまで出てきました。

そこで

「イヤフォンが欲しい」

ということです。

長くてすみません。
次回は、まずイヤフォン事情についてのお勉強です。