人間万事塞翁が馬

感情すらも排してフラットに生きたい

人間万事塞翁が馬、という言葉について

自分にとっての生きていく上での指針にしている言葉、それがブログタイトルにもなっている「人間万事塞翁が馬」。

本当に良い言葉だと思っているのだが、理解を深めるために今一度調べてみたい。

 

人間万事塞翁が馬 - 故事ことわざ辞典

こちらから解説を拝借しました。

 

にんげんばんじさいおうがうま

【意味】 人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

 

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昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)のが、
胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。

やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。

人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。

人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。

単に「塞翁が馬」ともいう。
人間は「じんかん」とも読み、「人類」ではなく「世間」を意味する。======================================

 

似た意味での別の言葉も事例が出ていました。

 

禍福は糾える縄の如し - 故事ことわざ辞典
禍福は糾える縄の如しとは、幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ。

 

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり - 故事ことわざ辞典
沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありとは、人生には浮き沈みがあるということのたとえ。

 

他の言葉よりも、やはり「人間万事〜」が好きだなあと思うのは、語感が大きいと思う。そしてエピソード。

 

他の人と同じことを考えなくていい、そのときは変な人だと思われようと、結局は皆同じことを考えたりするのだ。